10月25日、私の中で最後に残った希望の灯が消えかけた。これは、石原都知事の都知事辞職→（おじいちゃん）新党の旗揚げの事ではない。そう、プロ野球のドラフトについてなのだ。広島が事前に公言し一本釣りを狙った候補に、楽天が割り込み、抽選の結果楽天が交渉権を得た。続く2度目の指名でも重複し、再び抽選を外した。結果、全12球団で最後にドラフト一位が決まることとなってしまった。くじなので仕方がない。これは、その通りだ。しかし、楽天と言えば、広島同様発展途上のチームであり、ドラフトで広島の足を引っ張ってる場合なのかと言いたいのだ。勿論、単なるひがみである。ドラフト一位が活躍する補償などなく、3～4年で消えて行く選手も多い。そして、下位指名から球界を代表する選手となったケースも多々あるのだ。今回、我がカープに入団するであろう諸君は、注目を集めた選手たちでは確かにない。しかし、そこから這い上がり、第2の前田智徳、第2の前田健太を目指してほしい！まぁ、終わった以上は仕方ないので、気持ちを切り替えて行こう。来年こそ広島が優勝する為に、期待して止まない選手がいる。そう、海の向こうの人気球団でエースにまで上り詰めたあの男だ。情報によると、1年12億という途方もない契約を提示されているらしい。恐らく、広島が出せるのはその４～5分の1の金額だろう。しかし、広島に帰ってくれば、世界中施一番熱く、最高のファンの声援の中で投げられるのだ。そして、チームを20年ぶりの優勝に導いて欲しい！全球団で一番優勝から離れたチームとなって久しい。ファンの夢を、背負って投げてはくれないだろうか。期待している！

　難航したWBCの監督人事だが、結局山本浩二氏決定した。現役時代に“ミスター赤ヘル”と呼ばれ、数々の金字塔を打ち立ててきた言わずも知れた名選手である。かく言う私も、広島の歴代の全選手の中で一番好きな選手である。チャンスに強く、怪我にも負けず、ちゃらちゃらせず、広島を愛し、背中で語る渋さにあこがれたものだった。しかし、今回の監督就任だけは手放しで喜ぶことは出来ない。何故なら、山本浩二の球歴を傷つけかねない危険性を孕んでいるからだ。野球発祥の地を標榜するアメリカ、野球を国技とするキューバ、竹島や尖閣で日本と緊張が高まる韓国・台湾。いずれの国も、日本の3連覇を阻止せんと今回は本気と聞いている。今までとは大会のレベルが違うのだ。優勝できなければ批判の矢面に立たされるのも監督だ。ましてや、広島での10年間の監督で、一度のリーグ制覇はある物の、特筆するほどの監督センスは感じなかった…。いや！選手が今回の浩二の“漢気”に燃えてくれることを期待したい。この貧乏くじを勇気を持って引いてくれたのだから。頑張れ！ミスター赤ヘル！かっとばせ浩二！！

8日の祝日に組合の行事で出てしまうので、いつもの休日診療ができません。連休を作りたくないので、今回は変則的な診療としました。ちなみに、6日は娘の幼稚園運動会ですが、決してこれに出たいからではありません・・・(-_-;)