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塩部 泰

Author:塩部 泰
京王線芦花公園駅を挟んで南と北にある2つの接骨院、名倉堂接骨院の院長日記です。

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院長日記
接骨院の院長の日記です
ボクシングブーム到来の予感!
 4/7と4/8の二日間に亘って、ボクシングの世界タイトルマッチが4戦行なわれたことを、皆さんはご存じだろうか?有名な亀田興毅のWBAバンタム級の6度目の防衛戦。日本最強の呼び声も高い山中慎介のWBCバンタム級の3度目の防衛戦。アマチュア時代からの好敵手、五十嵐VS八重樫のWBCフライ級タイトルマッチ!そして三浦隆司が同門粟生の敵討ちとも言えるチャンピオンに挑むWBCスーパーフェザー級タイトルマッチの4試合である。
 結果から言うと、亀田以外の試合は素晴らしい内容であった。山中は世界戦以降、全ての試合が元世界チャンピオンとの対戦という、日本ボクシング界の常識を覆すマッチメークにも拘らず、快進撃を続けている。今回も、先ず打たれない。そして的確に打ち抜く。これ以上の内容は無いというくらいの勝ちっぷりであった。相手の頑張りも素晴らしく、最終12ラウンドでのKO決着となったことも、感動を呼んだ。
 また、五十嵐VS八重樫の因縁の対決も見ごたえ十分。ボクサーVSファイター、柔と剛というまさに対照的な2人の命を削るような打ち合いは、ボクシングの神髄とも言える物だった。また、三浦の強打がラフファイトで鳴らすチャンピオンを打ち砕いた試合もスカッとする勝ちっぷりであった。この3試合は帝拳ジムの主催の試合で、八重樫(大橋ジム)以外は所属選手である。海外への積極的な進出や世界的なビックマッチの実現等、目覚ましい活躍で、このまま日本ボクシング界を引っ張って行ってほしい。
 対照的に、亀田の試合は頂けなかった。技術を感じない不細工な打ち合い。打たれ打ち返すが当たっても効かない。だらだら続く試合。これは、どうしたことだろうか。僅差の判定となったが、どっちが勝ったというよりも、あまりにつまらない試合に驚いた。そもそも、亀田はバンタム級が合っていないように思う。無理して3階級制覇に拘ったあまりに、本来の階級で見せるべきパフォーマンスが出せないのではないか。何度かいい試合をしたことも有るので、本来の階級に戻してほしい。そして、前にも言ったが、くだらないマッチメークはもう止め。今回の相手は、そもそもタイトルマッチをすべき相手ではない。日本も世界の4団体に正式加盟した。(これまではWBAとWBCのみ。この春からIBFとWBOにも加盟)各団体のチャンピオンとの統一選など、戦うべき相手は大勢いる。安全パイを探して苦戦するような、みっともないことは終わりにしてはどうだろうか?
 以上、一ボクシングファンの独り言でした。それにしても、これからのボクシングは面白い!これは間違いない!!